2008年01月09日
ナックルボール
魔球と言われるボールです。
ナックルボール (Knuckle ball) は、投手が投げた殆ど回転しないボールが、打者に届くまでの間に不規則に変化しながら(揺れながら)落ちてゆく変化球である。かつてはその名の通り手を『げんこつ』状にして投げていたため、この名前がついた。略してナックルともいう。
ナックルボールの投法を確立したのは、1910年代のシカゴ・ホワイトソックスで活躍した、エディ・シーコット(Eddie Cicotte)であるとされる。基本的な投法は存在するが、投手により幅がある。基本の握りとして、手の甲を上にし親指と小指でボールを真横から挟み、残りの指を上から突き立てるものが普遍的で、ここではこの握りを3本指と呼ぶ。ボールを指から離す際に、手首を固定しボールに突き立てた指で弾き回転を殺しながら投げる。この球種は遅い球である必要があるため、また回転を安定させるため、下半身をあまりダイナミックにせずに、また大きく振りかぶらず投げる。
バリエーションとして、薬指を小指と共に寝かせ2本指を突き立てる2本指と呼ばれる握りや、全ての指を寝かせる握りもある。またボールを握る際に指を縫い目に付けるか離すかなど、投手によって様々な投法がある。
一般的に2本指では球速が速く、制球がしやすくなるが変化に乏しいと言われる。3本指のグリップでは大きな変化が期待できるが制球が難しくなるという特徴がある。
この変化球は打者はもちろん、受ける捕手や投げている投手本人ですら全く予想のつかない変化をする。そのため、投手には打者との駆け引きではなく一途にナックルボールを投げ込むいう精神状態が要求される。
時として現代の「魔球」と形容されることがある。ただしその変化は打席に立っていないと分かりにくく、たまに投げる牽制球の方がむしろ球速があるように見えるほど球速が遅い(100-110km/h前後)ため、テレビ等を通して見ている者にとってはただのスローボールのように見える。
また、ナックルボールは縫い目の凸部となだらかな皮の部分の空気抵抗差を利用して変化を操るため、表面の凹凸がはっきりした新しい硬式ボールほど大きい変化が期待できる。そのため全体的に表面に凹んだ模様に覆われ凹凸がはっきりと分かれていない軟式のボールでは投げることができないとされているが、実際には投げる投手はいる。
このボールにはいくつかの大きな欠点がある。まず変化が非常に微妙なために球場の地理的な影響(風向き・強さ、天候、湿度など)を受けやすく、常に安定して狙った位置に投げ入れるには非常に高い技術が要求されること。後述のような特殊な投法のために他の球種と混ぜて打者を幻惑できないこと。さらに弾道が通常の変化球などと異なり予測不能なため、キャッチャーは完全に捕球するまではボールから目を切れず、早めの送球体制も取れない。加えて球速の遅さも手伝い非常に盗塁を許しやすいことなどがある。そのため、ナックルボーラーは牽制球の技術にも長けていなければならない。
以上のような欠陥のために、その変化が打者に対して効果的であるにも関らず、投げる投手が非常に限定されており、一般に目にする機会は数ある変化球の中でも群を抜いて少ない。
(以上、ウィキペディアより引用)
この握りで速くなげるなんて。。
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